ピティナ・指導者ライセンス
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試験内容

演奏実技 ~指導者として求められる演奏力を高める

試験内容

4期の課題曲(上級の場合は初見視奏、エチュードが加わる)を演奏いただきます。ピアノ指導者に求められる演奏力を主眼に置いた審査となりますので、4期の課題曲の解釈をどのように表現し、生徒に伝えているかに重点が置かれます。

演奏実技試験課題曲と当日までの流れ

試験課題曲

初級演奏実技

8分以上15分以内で①~④をそれぞれ選曲
(コンペB~C 級、ステップ応用レベルの曲を目安に)

  • バロック:バッハのインヴェンションより任意の1 曲
  • 古典:ソナチネの第1楽章(※)(第1楽章を含む複数の楽章も可)
  • ロマン:自由曲(楽章抜粋、小品の組合せも可)
  • 近現代:自由曲(楽章抜粋、小品の組合せも可)
中級演奏実技

10分以上20分以内で①~④をそれぞれ選曲
(コンペD ~ E 級、ステップ発展レベルの曲を目安に)

  • バロック:バッハのシンフォニアより任意の1 曲
  • 古典:ソナタの第1楽章(※)(第1楽章を含む複数の楽章も可)
  • ロマン:自由曲(楽章抜粋、小品の組合せも可)
  • 近現代:自由曲(楽章抜粋、小品の組合せも可)
上級演奏実技

15分以上30分以内で①~⑤をそれぞれ選曲
(コンペF~G 級、ステップ展開レベルの曲を目安に/初見演奏あり)

  • バロック:バッハの平均律(プレリュードとフーガ)より任意の1曲
  • 古典:ソナタの第1楽章(※)(第1楽章を含む複数の楽章も可)
  • ロマン:自由曲(楽章抜粋、小品の組合せも可)
  • 近現代:自由曲(楽章抜粋、小品の組合せも可)
  • 練習曲:ショパン・モシュコフスキのいずれか1曲
  • 初見視奏(予見時間2分、20小節程度)
  • ソナチネ、ソナタの第1楽章と規定がありますが、必ず「ソナタ形式」の楽章を演奏して下さい。第1楽章であっても「ソナタ形式」でないものは課題ではありません。

演奏実技科目の修了

2名もしくは3名の審査員による審査を行い、合否を判定。平均75点以上であれば、合格となります。

◆注意事項

  • 演奏曲順は自由です。プログラムも採点の対象となります。
  • 上級演奏実技は、初見のみ合格、もしくは初見のみ不合格(再受験)となる場合がございます。初見のみを再受験される方は、演奏実技試験実施地区へのWeb申込もしくはお電話・メールにて本部事務局までお問い合わせください。
    電話:03-3944-1583 (平日10:00-18:00)/certificate@piano.or.jp
  • 記入されている曲目と異なる曲目を演奏した時は、失格になる場合があります。
  • 過去に合格取得された課程で選曲された曲での参加は禁止します。重複が発覚した場合は以前の合格も取り消されます。
  • 演奏の際、楽譜の繰り返し記号は全て省略して下さい。ただし、ダ・カーポ、ダル・セーニョの場合は除きます。
  • 暗譜の必要はありませんが、暗譜で演奏した場合はプラス評価となります。譜めくりが必要な場合は参加者の責任でお願い致します。
初級演奏実技 7分~7分30秒…審査員各1点減点、7分未満…失格
中級演奏実技 9分~9分30秒…審査員各1点減点、9分未満…失格
上級演奏実技 14分~14分30秒…審査員各1点減点、14分未満…失格
  • 演奏時間が規定に大幅に満たなかった場合、減点もしくは失格となります。
  • 時間の都合により、審査員の判断で演奏の一部をカットすることがありますが、これは採点には関係ありません。曲間は演奏時間に含みますが、不自然に長過ぎる場合は減点対象となる場合がございます。

<審査の観点>

演奏実技の審査基準は、プロの演奏者やプロの演奏者を目指す学生の場合と、同一ではございません。演奏実技の対策としては、下記の観点を参考にされるのも一つの方法となるでしょう。

① 選曲・自己管理に関する観点

各課程の課題曲として相応しい曲が、曲目の傾向に偏りなく、自身の得手不得手を考慮して選曲されているか。検定試験当日に向けて、一定レベルの完成度まで仕上げるだけの自己管理ができているか。

② 音楽性に関する観点

拍感・拍子感・和声感・リズム感・アーティキュレーションなど、演奏の基礎力に問題がないか。音色に対する適切なイメージをもっているか。

③ 楽曲解釈に関する観点

時代様式・楽曲様式・曲の構成・曲想・作曲家の作風など、曲の解釈力に問題がないか。

④ 演奏技術に関する観点

姿勢・運指・タッチ・呼吸・ペダルなどの身体の使い方や演奏テクニックに、問題がないか。ステージでの集中力・耳の働きに、問題がないか。

⑤ 効果に関する観点

総合的な視点において、魅力的な表現になっているか。 ピアノ指導者が行う見本演奏として、適切な演奏になっているか。

<参加の留意点>

演奏実技は、審査員や他の受検者の前での公開の審査になります。公開のステージで演奏する機会が一定期間なかった場合など、実力が十分に発揮できない場合もあるかもしれません。公開のステージにむけて生徒を指導する際の指導の参考にもありますので、参加をしながら本番力を取り戻していく気持ちで臨んでください。
各課程ごとに、演奏曲目のレベルの目安をしております。各課程に求められる演奏力の基本事項が、きちんと演奏に表現されるよう、無理のない選曲と十分な準備で本番に臨んでください。

  • 審査では、暗譜は要求されていませんが、暗譜をした上で、楽譜を置いているくら いのゆとりが望まれます。暗譜で演奏した場合は、加点対象になります。
  • 曲順は自由です。どのような順番で弾かれても、減点対象にはなりませんが、プログラムも審査対象となります。
  • 目安より難易度の高い曲の選曲をしていただくのは可能ですが、難曲に挑戦していること自体に加点されることはございません。
<採点票の活用>

採点票には、審査員の先生方1人1人より、総合評価による採点のほか、演奏曲目ごとに、直筆の講評をいただきます。演奏実技の審査の観点をベースに、「優れているポイント」および「改善が望まれるポイント」が、各審査員の視点で具体的に挙げられています。今後の演奏力の維持・研鑽に役立つ内容ですので、十分にご活用ください。

<講評の活用>

演奏実技の審査の終了後は、原則として、「講評」の時間が設けられております。当日の審査員から、演奏実技に関する口頭での講評・アドバイスをいただきます。質疑応答も可能ですので、学習上の疑問点などがありましたら、積極的にこの機会をご活用ください。

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