今こそ、ピアノ指導者としてレベルアップ
「学び続ける指導者を目指して」を合言葉に、多くの向上心ある指導者にご参加いただいております「ピティナ・ピアノ指導者ライセンス」。緊急事態宣言解除後も、多くの学びの場、発表の場が失われている現状です。指導者ライセンスでは、今この状況だからこそ、指導者自身が力をつけられるプログラムをご用意いたしました。
指導力の向上に、ピアノ演奏力の維持に、生徒とともに学び続ける指導者になりましょう。
2020年2月より、実地での指導者ライセンス試験が休止となっていることを受け、オンラインでの指導実技試験を開催することとなりました。合否はなく、参加された方は各級指導実技の単位となります。
ご参加いただくグループ開始時間の1時間前に、ZoomのURLと実際のレッスン曲をお知らせします。
お知らせした時間になりましたら、「Zoom」への入室をお願いいたします。
各グループ5名の受検者と、そこで審査員3名が見守る中、モデル生徒さんと初対面。各級規定の時間内で、順番に、オンラインレッスンをお願いいたします。
5名の受検者によるレッスン終了後、審査員、受検者での30分間のディスカッションタイムを設けます。当日の感想、指導の悩みなど、お話しください。
書かれたメッセージを参考に、今後の指導にお役立てください。
7月19日(日)※日程追加
- 申込期間:6月11日~7月3日
9:00-13:00頃 初級指導実技(募集人数:10名)
13:00-17:00頃 中級指導実技(募集人数:10名)
- 各級の試験予定時間は目安です。若干前後することもありますので、お時間に余裕をもってご参加ください。
- 今回は上級指導実技の募集はありません。
今回開催する「オンライン指導実技」については、指導者ライセンス指導実技の単位となります。ただし、オンラインでの単位取得は各級の指導実技において1枠のみとさせていただきます。必ず1回は、実地での指導実技試験にご参加ください。
- 今回の開催は、ソーシャルディスタンスに配慮した、オンライン上での試験となります。指導もオンラインツール「Zoom」を使ってのレッスンとなりますので、予めご了承ください。
- 参加にあたっては、通常のオンラインレッスン環境と同様、ピアノの前にお座りいただき、ご自身もピアノを演奏しながら指導できる環境が望ましいです。その場所のネットワーク環境に問題がないことを確認のうえ、ご参加ください。
- 事前の接続テストは基本的に行いません。接続に不安のある方は、開催1週間前までに、本部事務局・指導者ライセンス担当(certificate@piano.or.jp)までご連絡ください。
ご好評をいただいていることを受け、試験日程を追加いたします。
申込受付・動画提出期間 | 6月20日~7月17日 |
---|---|
審査期間 | 7月24日~8月14日 |
オンライン演奏実技の詳細については、下記webページをご参照のうえ、お申し込み下さい。
9月以降、実地での演奏実技試験の開催が始まりますが、今後もオンラインでの審査は続けてまいります。
実地試験と併せて、年3回、オンライン演奏実技の締切日を設定していく予定です。締切日は「エッセイ(小論文)」の締切日と同様、6月末、10月末、2月末といたします。
こちらは決定次第、webページにてお知らせいたします。
地元での指導者ライセンス開催がない方、介護・子育てなどでまとまった時間の外出が難しい方など、ぜひご活用ください。
過去三年間の人気曲を調べてみました。選曲の際の参考とされてください。
作曲者:曲名 | 演奏回数 | |
---|---|---|
バロック | ||
1 | J.S.バッハ:インヴェンション 第13番 イ短調 BWV784 | 34 |
2 | J.S.バッハ:インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV772 | 32 |
3 | J.S.バッハ:インヴェンション 第4番 ニ短調 BWV775 | 16 |
クラシック | ||
1 | クレメンティ:ソナチネ Op.36-3 | 38 |
2 | クーラウ:ソナチネ Op.55-1 | 19 |
3 | クーラウ:ソナチネ Op.20-1 | 15 |
ロマン | ||
1 | ブルグミュラー:25の練習曲より | 43 |
2 | ブルグミュラー:18の練習曲より | 13 |
3 | チャイコフスキー:こどものためのアルバム Op.39 | 10 |
近現代 | ||
1 | 湯山 昭:「お菓子の世界」より バウムクーヘン | 14 |
2 | 平吉 毅州:五月の風 | 8 |
3 | 湯山 昭:「お菓子の世界」より シュークリーム | 7 |
作曲者:曲名 | 演奏回数 | |
---|---|---|
バロック | ||
1 | J.S.バッハシンフォニア 第11番 ト短調 BWV797 | 34 |
2 | J.S.バッハシンフォニア 第6番 ホ長調 BWV792 | 21 |
3 | J.S.バッハシンフォニア 第3番 ニ長調 BWV789 | 20 |
クラシック | ||
1 | モーツァルトピアノ・ソナタ 第12番 K.332 | 17 |
2 | モーツァルトピアノ・ソナタ 第13番 K.333 | 16 |
3 | モーツァルトピアノ・ソナタ 第17(16)番 K570 | 11 |
ロマン | ||
1 | リスト愛の夢 第3番 | 13 |
2 | ショパンノクターン Op.9-2 | 9 |
3 | ショパンワルツ Op.69-1 | 8 |
近現代 | ||
1 | ドビュッシー「2つのアラベスク」より 第1番 | 22 |
2 | ドビュッシー「ベルガマスク組曲」より 月の光 | 13 |
2 | シベリウス樅の木 Op.75-5 | 13 |
作曲者:曲名 | 演奏回数 | |
---|---|---|
バロック | ||
1 | J.S.バッハ平均律 第1巻 第13番 | 21 |
2 | J.S.バッハ平均律 第1巻 第2番 | 9 |
2 | J.S.バッハ平均律 第1巻 第9番 | 9 |
クラシック | ||
1 | モーツァルトピアノ・ソナタ 第13番 K.333 | 9 |
2 | ハイドンピアノ・ソナタ Hob.XVI:49 変ホ長調 | 7 |
2 | ハイドンピアノ・ソナタ Hob.XVI:52 変ホ長調 | 7 |
ロマン | ||
1 | シューマン=リスト献呈 | 10 |
2 | ブラームス間奏曲 Op.118-2 | 7 |
3 | ショパンバラード 第3番 | 6 |
近現代 | ||
1 | ラフマニノフプレリュード Op.3-2 「鐘」 | 9 |
2 | ドビュッシー「版画」より 雨の庭 | 6 |
2 | ラフマニノフ13の前奏曲 Op.32-12 | 6 |
エチュード | ||
1 | ショパンエチュード Op.25-2 | 11 |
2 | ショパンエチュード Op.10-12 「革命」 | 9 |
2 | ショパンエチュード Op.10-5 「黒鍵」 | 9 |
ピティナ・ピアノセミナー受講時の「受講レポート」(3講座分のコピー)、および、初級指導に関する1,200文字程度の課題レポート提出いただく試験です。
試験にお申込みいただいたうえで、メール・郵送にて課題レポートをご提出ください。
これまで同様、完全在宅での試験となりますので、お時間のある時に取り組んでいただけます。
3月より多くの実地でのセミナーが中止となり、受講レポートの提出が難しい、という場合にはオンラインでの受講、レポート提出でもかまいません。
連日開催している「オンラインセミナー」にご参加後、メールで送られてくる受講アンケートにお答えください。「当日の気づき」までご記入いただいた場合は、ピティナ・ピアノセミナーのセミナーレポート提出と同等とみなします。
好きな時間に講座を受講できる「ピティナ・eラーニング」 検索時に「レポート提出可能動画」というボタンを押していただけますと、絞り込みができますので、その講座の中から、興味があるものを選んで、ご受講ください。受講後、「レポート」ボタンからレポート執筆・提出をお願いいたします。
- オンラインセミナー、eラーニングでレポートのご提出をいただいた場合、課題レポート提出の際、メールで受講された講座名をお知らせください。こちらでデータを確認いたします。
2020/06/30(火) 申し込み締め切り・書類必着
ソーシャルディスタンスに配慮し、感染症対策を十分にしたうえで、下記の日程にて「指導実技」「演奏実技」の開催を予定しております。
- 感染予防のため受検者以外の会場の見学はお断りさせていただくことがございます。
- 全員がマスクを着用、また指導実技では生徒さんと一定の距離をとっての指導をお願いさせていただく可能性があります。
- 受検者数によっては試験終了後、「講評」の中止、または内容を変更しての好評となる可能性がありますので、ご了承ください。
- 新型コロナウイルスの感染拡大により再度緊急事態宣言が発令され、開催が中止になった場合は、参加料の全額を返金致します。ただし、システム利用料(330円)は返金対象となりませんので、ご了承ください。
更新制となった指導者ライセンス。ご自身の学び、生徒さんへの指導によってライセンスを更新された皆様の一覧を公開いたしました。
私が指導者検定を受け始めたのは2008年だったと思います。沢田先生より広島で第1回目が開催されると教えていただき初級から受け始めました。4期を演奏することの難しさを感じレッスンにも通いました。当時、C級以降のバロックの演奏に疑問をもっていたこともあり検定と共に成長できたと思っています。
特に12分で初めての生徒さんを指導するという、それも人前で! を経験し日頃のレッスンの中で伝えたいこと、生徒さんの成長に何か必要かを段階的に整理して客観的にみれるようになりました。
これが一番の収穫であったと思います。その後、全国大会に進出する生徒さんが増え、嬉しいかぎりです。
この春、四国で初の指導ライセンスが決まっておりましたが新型コロナの感染により中止になってしまいました。来年には開催予定ですので是非参加していただきたいです。
自分が学ぶことは生徒さんの成長につながります。今後も学び続けたいと思っております。
全級合格までの歩みを取材しました。
音大在学中に、子育て中に、50歳を過ぎてから、さまざまな状況でのライセンス取得の取り組みをご紹介しております。ライセンスを目指す方、指導者の学びについて考えたい方、ぜひご一読ください。
指導者として学び続けたい皆様、指導者ライセンスへのご参加お待ちしております。
指導者ライセンスとは