2023年度冬　ピティナ・レッスン見学再開！

音感から読譜、テクニック、などバランスのとれたレッスンを心がけて、レッスンしています。

様々な年代の生徒さんを指導させていただいていますが、今回は特に勉強や部活などで多忙な中、今夏コンペD級に参加した中学1年生4人と一緒に、名曲を題材に音楽性を深めつつ、これから先も楽しくピアノを続ける方法を考えたいと思います。バッハ作品では、パイプオルガンも使用する予定です。

「バッハからショパンへ」がたまたま今回のレッスン見学のテーマとなりました。生徒さんのほとんどがライセンス全級合格者ですが、この方たちがいかに、今なお音楽を深く捉えることに従事しているかを、ぜひご覧いただきたいと思います。レッスンの内容としては、ホールの空間を生かした響きの追求をみなさまとご一緒に楽しみながら、勉強していきたいと思っております。

楽譜を凝視することにより浮かび上がる「音楽の」構造・コントラストを炙り出しそのイデアを読み解くことをまず第一に促します。作品の何がどのように素晴らしい（感性を触発する）のかをロジックにも理解し、応用・連鎖的にリテラシーを形成していくことを非常に重視しています。（いわゆる読譜力・すなわち「基礎」）必要なテクニックは私が自ら生徒さんの眼前にて展開し、体感を伴って訓練の手法を研究していくレッスンを心がけています。レッスン室の音響機器によるシンフォニックなサウンドの体験も、音色の解像度を高めるためにしばしば用いています。今回、2時間でできることは非常に限られていると思われますが、2人の仕上がり次第で、どこにスポットが当たるかは当日のお楽しみに！

指導のモットーである美しい響きの音を出す為の指作りに必須のハノン、それを表現につなげていくためのツェルニー、バロック、それぞれの生徒の課題である古典やロマン派などの曲も織り交ぜて日々の指導の実践をご覧いただければと思います。

小学生のうちにしっかり基礎力（スケール・カデンツ・アルペジオ）をつけ、ポリフォニー音楽にも親しむ環境を作るよう心がけています。スケールは生徒さんが調号を書いたサイコロを振りますので、ご一緒にスリル（笑）を味わっていただければと思います。

コンクールのためではない、普段の普通のレッスンを見ていただけたらと思います。生徒さんも近所の方々です。音楽を通して生徒さん達が、広い意味での知性や感性を育めるお手伝いができればと思っております。

主にバッハコンクール課題曲を使って、それぞれの子供に寄り添ったレッスン、子供とのコミニュケーションの中で音を一緒につくりあげていきたいと思っております。タッチと響きにこだわっておりますが、当日どんな展開になるかは、、お越し頂き楽しんで頂ければと思います

今回のレッスン見学では主に導入期の生徒をご覧いただく予定です。2歳の生徒が一年後の年少さんになったらできること、そして年少さんが成長して二年後の年長さん、そして小学2年生と、2歳～小学2年生までの生徒の成長と指導の流れをご覧いただけるようにプログラムを組みました。

コンペも終わり、普段のレッスンをそのまま見て頂きたいと思います。
長い目で子供達の成長を大切に考え、それぞれ今できるようになってほしいことを中心にレッスンをしております。小学1年生から中学生までの生徒達のレッスンから大きな成長の流れを感じて頂けますと幸いです。

小学低学年から高学年まで、二人羽織による脱力奏法、ハノンを使った指先の強化など、基礎を中心とした、普段のレッスン風景を見ていただければと思っています。

今回は、基礎力(テクニック、音楽性)を大切に日頃レッスンしているので、そこを見ていただきたいと思いました。ディスカッション後、時間がある方は、数名のコンサートをお聴きいただけらば幸いです。生徒の、良い機会となります！
曲は、現時点で多分ここに至るかな？という予測で書いてあります。寸前にまたご連絡いたします。