ピティナ・指導者ライセンス
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Vol.46 兼子ゆかり先生「いつでも演奏できる指導者に」(2021年度全級合格)

合格体験記
vol.46
兼子ゆかり先生

東京都八王子市/指導会員/2021年度全級合格

ライセンス受検のきっかけ

最初はコンペ説明会で、同級生の土持恵理美先生にお会いしたのがきっかけです。また、所属しているステーションに素晴らしい先生方が大勢いらっしゃるので、私も先生方に近づきたいという気持ちで受けました。実技試験が上手く行かず、渡部由記子先生にレッスンをお願いしました。

学んだことが指導の財産に

一番印象に残っているのは、上級実技で全曲暗譜をしたことを褒めていただいたことです。褒められることは大切だと改めて感じました。それから、講評ではあの時間の中で細かく指摘していただきました。本当にたくさんのことを書いていただき、今でもときどき読み返して、レッスン時のポイントにしています。すべてが私の財産です。
そして、指導実技では、与えた曲がなぜその強弱になるのか、また書かれていない調性、和声等から読み取ることがいかに大切かを伝えるように心がけました。受検のために受けた講座の中では、作曲者の話も聞くことができたことで、レッスンでのアプローチも変わりました。ライセンスを通して学んだことが本当に楽しかったです。

レッスン風景
生徒にはソロだけでなく、アンサンブルの経験を

現在、生徒は小学1年生から社会人まで、20名弱です。コロナ前までは年に2回、発表会とクリスマス会を開催していました。

クリスマス会

発表会では、必ずソロと連弾の2回、舞台に立ちます。連弾は親子だったり、高学年と低学年とで組ませたり。印象に残っているのは、バイオリンとマリンバのトリオを生徒にさせたことです。他にもアナ雪のメドレーの間にハンドベルを合わせたり、未就学児が多く参加したときは、クリスマスメドレーを繋げたりと、アンサンブルの経験を多くさせています。

アンサンブルを楽しむ生徒さん
指導者としての今後の目標

全級合格しましたがまだまだ勉強を続け、指導ももちろんですが、いつでも演奏することのできる指導者でいたいと思います。それから、ひとりひとりのレッスンを大切にして向き合い、生徒に合ったステップアップの機会を与えていきたいです。コンペでは全国まで進めたいと思っています。

発表会にて
これからライセンスを受検される方へ

ライセンスを受けたこと、受けるための勉強をしたことで私のレッスンが変わりました。本当に今、楽しくレッスン出来ています!

発表会での集合写真

レッスンに悩みがあったり、コツがつかめなかったりすることもあるかと思いますが、ライセンス会場や講習会に行くと他の先生方と話す機会があります。それだけでも悩みが解消されたりするので、ぜひチャレンジしてみてください。知識を増やすことが大切なんだと実感しています。

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