ピティナ・指導者ライセンス
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Vol.38 大草佐和子先生「ピティナ・ステップアドバイザーへ」(2020年度全級合格)

合格体験記
vol.38
大草佐和子先生

東京都日野市/指導会員/2020年度全級合格

教員からピアノ指導者へ

中学校教員をしておりましたが、ピアノの先生への憧れがずっとあったため、退職後、大学時代の友人がやっているピアノ教室でお手伝いをするようになりました。教員時代は中学生に教えていたのですが、ピアノ教室では小さいお子さんを教えることが多く、指導する上で悩んでいた時期がありました。
そこで、指導力と自分の演奏技術を上げるものを探していた時に、指導者ライセンスの事を知りました。当時の生徒さんにブルグミュラーを教えていたこともあり、まずは初級のライセンス受検から始めました。

中川京子先生との出会い

ライセンス受検でもっとも大変だったのは上級の演奏実技と指導実技です。当時のピティナから配信されたメールニュースを読んでいた時、たまたまメンター指導者の紹介ニュースを目にしました。その時は教員を退職してから、中川京子先生のYouTubeにアップされている演奏動画を頻繁に見て、バッハやモーツァルトを勉強し直していた頃で、中川先生にずっと憧れがあったので「ご指導いただきたい」旨をお伝えして、ライセンスの中級受検あたりからご指導頂くことになりました。現在もピティナのステップアドバイザーに推薦して下さったご縁もあり、演奏機会があるときにはレッスンして頂いてます。

中川京子先生のレッスン
レッスン見学での体験

ライセンスの初回は永井祐子先生のレッスン見学でした。「次に指導実技を受検します」と先生にお伝えしたら、自分が生徒役、永井先生が先生役で模擬レッスンをして下さいました。今でもとても印象深く覚えています。
鳥羽瀬宗一郎先生のレッスン見学では、レッスン中に先生から発せられる言葉に感動しました。一つひとつの言葉が具体的で明確な目的があり、その時に書いたメモは今でも振り返っています。上級指導実技と演奏実技の試験の時、鳥羽瀬先生が審査員でいらして、大変貴重なアドバイスをたくさんいただきとてもうれしかったです。

指導計画の作成

上級指導実技は大変難しく、1回目は実力不足を思い知らされる結果となりました。ディスカッションに参加した時に、審査員の先生方から「プロの意識があるか」という良い意味での厳しいお話と具体的なアドバイスがあり、とても心に刺さりました。2回目の指導実技を受ける時は、課題の曲を何度も弾いて指導ポイントを考え、教員時代に作成していた授業案を応用した形で15分間のレッスン案を作って試験に臨みました。1回目よりは落ち着いてできたような気がします。ピアノ講師のお仕事を始めた時から、見通しをもってレッスンが進められるよう、簡易な指導案を1か月単位で一人ひとりに作っており、30分のレッスンで取り組む内容を計画したりレッスンの記録をとったりしています。

自宅レッスンにて
ピティナ・ステップアドバイザーへ

去年12月にステップアドバイザーを初めて経験しました。とにかく緊張しましたが、自分自身も勉強させてもらいながら務めています。また、ピアノの先生は個人個人でお教室を経営していることもあって横の繋がりがあまりないのですが、アドバイザーに出向くと、アドバイザーでいらっしゃる先生方からたくさんのお話をお聞きすることができるので、とても貴重な機会となっています。

初めてステップ・アドバイザー席に
ピアノが素敵に弾ける先生になりたい

ピアノが素敵に弾ける先生になりたいと思っています。中川先生が模範演奏を弾いてくださって、それがとても素敵だと思ったので、自分も演奏技能を向上させる努力はずっと続けていきたいです。また、和声の勉強不足をライセンス受検の時に痛感しました。和声の理解を演奏に結び付けて説得力のある演奏ができるよう、ライセンス取得後、和声解析のレッスンに通って引き続き勉強しています。生徒さんへのレッスンの中でも先生方からご指導いただいたことやライセンス受検で学んだことが生きています。

兄弟でお教室に通っている生徒さんと
今年は7月に発表会があり、コロナ対策で2部制開催のため、講師演奏を2回行いました。生徒さんたちの心に響いたらいいなと思って演奏しました。

 
10年間指導されている生徒さんとの連弾
これからライセンスを受検される方へ

ウェブサイトを見ながら指導者ライセンスの受検科目の多さに一歩を踏み出せず悩んでいる方も多いと思います。私自身もそうでしたが、色々考えずに「エイッ」と飛び込んでみるといいかもしれません。なんとか食らいついて受検し続けていると、知らず知らず力がついてくるのを感じますし、その結果、生徒さんへのレッスンの質も向上すると思います。

コンペに参加された生徒さんとの記念写真


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