ピティナ・指導者ライセンス
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Vol.32 山崎万里子先生「仲間と一緒に、楽しみながら」(2020年度全級合格)

合格体験記
vol.32
山崎万里子先生

福岡県福岡市/指導会員/2020年度全級合格

仲間と一緒に、楽しみながら勉強

諸事情により研究会などの活動を15年ほどお休みしていましたが、元教え子が「子供にピアノを習わせたい」と尋ねて来てくれたのをきっかけに、もう一度バスティン教材を勉強しようと思い、2015 年にバスティン研究会に復帰しました。そこから色々な活動を再開し、まずは参加可能な限り講座に出かけました。自分のレッスンも再開したりしている中で、指導者ライセンスのことを知り、思い切って指導者ライセンス取得に挑戦しようと決心しました。

福岡の説明会に来られていた先生方と勉強会を始め、仲間と一緒に試験に向けて勉強する学生の時のような楽しみを感じながらワクワクして受検しました。和声が好きだったので、久しぶりに思いだしながら試験に臨んだのも楽しかったです。合格するたびに合格(修了)のスタンプが頂けるのが励みになり、自分にプレッシャーがかからないように全部スタンプが埋まったらいいな、くらいの気持ちで受検していました。

発表会でのオープニング演奏
分析をして指導ポイントを決定

指導者ライセンスを受検し始めた頃、大人の生徒さんたちも増え上級レベルの指導をすることも多くなりました。指導者ライセンスの試験だけではなく日々のレッスンにおいても、分析をして指導するポイントを決め、「どうしたら分かりやすく上手に伝えられるか」色々なパターンを考えました。

レッスン風景

常に初級~上級の曲を学び、それが「子供たちの演奏に繋がる」ということを忘れないようにレッスンしなければならないと、指導者ライセンスを受検し強く思いました。ライセンス受検をしたからこそ、しっかりと意識を持って指導出来ています。

発表会での一枚

実際の試験では思っているようにはいきませんが、カナリアステーションの三島先生が試験前にはライセンス模擬試験会をして下さり、その反省を踏まえて試験に臨むことができました。

eラーニングはレッスン後に視聴

eラーニングはレッスンが終わってからのひと段落した時間に視聴します。日々のスケジュールの中に勉強・練習時間を組み込んで、コツコツと取り組むようにしています。

指導者ライセンスで勉強した音楽史の中で、移り変わる歴史的背景にベートーベンの楽曲が変化していったことに興味を持ち、「ベートーヴェンの交響曲を連弾で全曲を演奏しよう」と目標を立てました。それをきっかけに、連弾やベートーヴェンに関する動画で勉強しています。中でも、赤松林太郎先生やライセンスの筆記試験対策講座でお世話になった秋山徹也先生の講座が好きです。

作曲や連弾の楽しさも伝えたい

指導者ライセンスをきっかけに作曲も学びました。それがとても新鮮で、和声と作曲も続けていきたいと思います。生徒さんも小さな曲を作って持ってきてくれますので、こういった活動もコツコツと積み重ねていきたいです。

レッスン風景

また、「連弾の楽しさを生徒さんに伝えたい」と思っており、今回の発表会でも全員連弾をしました。連弾は演奏の緊張は半分になり、楽しさは二人分で倍になり、舞台を楽しむのに最適です。舞台で演奏することで楽曲が完成していくので、コンクールやピティナステップの参加をもっと勧めていきたいと思います。

連弾での一枚

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