講師プロフィール(登壇順)
関本昌平
1985年生まれ。大阪府出身。国際コンクール初参加の18歳で、第5回浜松国際ピアノコンクール第4位。2005年、20歳で第15回ショパン国際ピアノコンクール第4位、第5回モロッコ国際音楽コンクール優勝。桐朋女子高校音楽科(共学)卒業後、2005年エコール・ノルマル音楽院卒業(ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生)。2006年~2008年桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに在席。稲垣千賀子、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、二宮裕子の各氏に師事。国内では、幼少よりピティナ・ピアノコンペティションに参加、B級金賞、G級金賞、コンチェルト部門最優秀賞、2003年特級グランプリ。ショパン国際コンクール in ASIAでは中学生部門及び第2回派遣コンクールいずれも金賞。ヴェルビエ音楽祭アカデミーコンサート(スイス)、アニマート音楽祭(パリ・コルトーホール)、NYカーネギーホールでの2000年ワイルリサイタルホール、2005年ザンケルホール、2006年アイザック・スターンホールでの"THE PASSION OF MUSIC"コンサートに参加他、イタリア、ドイツでソロリサイタル、ロンドン・カドガンホールにてイギリス室内管と共演。国内では、ワルシャワ国立フィルやモンテカルロフィルとの国内ツアー、ザルツブルク室内管、兵庫芸文センター管、関西フィル、日本フィル、読響、NHK響、大阪フィル、日本センチュリー響等と共演、第8回松方ホール音楽賞大賞、第1回福田靖子賞、第15回青山音楽賞新人賞、第32回日本ショパン協会賞を受賞。2009年よりNYに移住、研鑽を積む。特にクラリネットのチャールズ・ナイディック氏から大きな影響を受けた。2012年、本格的なソロアルバムとなる「グレイパール~ブラームス後期作品集」(Sony Music Direct)をリリース、朝日新聞他で取り上げられた。2013年、NYのベテラン、オライオン弦楽四重奏団とNY・東京他で共演し、好評を得た。また、テレビ朝日系「題名のない音楽会」や、第32回横浜市招待国際ピアノ演奏会に出演。現在、NYより日本へ拠点を移し、岐阜県在住。後進の指導にも熱心で、全国各地のセミナーやマスタークラスに招かれている。名古屋音楽大学特任准教授、菊里高校非常勤講師、明和高校非常勤講師、ピティナ名古屋栄支部会長。
智内威雄
76年、埼玉県蕨市生まれ。現在大阪府箕面市在住。東京音楽大学、ハノーファー音楽大学を卒業。留学中にグリーグ国際コンクール、マルサラ国際コンクールに入賞受賞するが、右手に局所性ジストニアを発症する。03年に左手のピアノ音楽と出会い、その分野の復刻普及を目指し「左手のピアニスト」として活動を開始する。芸術振興事業とともに教育福祉事業を手がけ、その活動が高く評価され07年に関西テレビ、13年にNHKがドキュメンタリー番組を制作・放送。16年に神戸アートアワード大賞受賞、17年にJasrac音楽文化賞を受賞する。18年には世界初となる左手のピアノ国際コンクールを主催する。現在は演奏活動とともに教育活動にも力を入れ東京音楽大学講師、そして一般社団法人ワンハンドピアノミュージック代表理事、「左手のアーカイブ」プロジェクト代表を務める。
岩﨑 由純
NECレッドロケッツ現コンディショニングアドバイザー。日本初の「アスレチックトレーナー」として、数々のスポーツ現場で活躍。1992年バルセロナオリンピックでは、バレーボール選手のサポートを行う。アメリカ留学中に、ペップトークの迫力・想い・魅力を体感し、現在では、スポーツ・教育・ビジネスの世界に普及するため全国で講演会を実施中。
高田 美佐子
国立音楽大学音楽教育学科リトミック専攻卒業。ダルクローズ国際免許ライセンス保持。尚美学園大学講師。日本ジャック=ダルクローズ協会会員。日本ダルクローズ音楽教育学会会員。日本ソルフェージュ研究協議会会員。LE GUIDE DE FORMATION MUSICALE〉(Editions COMBRE) 翻訳監修。著書に「音楽耳実践ドリル!! CD でわかる楽典』、『CD でわかる みんなの楽典』(ともにナツメ社)などがある。
石井なをみ
神戸女学院中高部を経て神戸女学院大学音楽学部(ピアノ科)卒業。同研究生修了。国際ロータリー財団奨学生としてザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学大学院演奏家コースに入学。同校修了。各種コンクール審査員。2001年全日本ピアノ指導者協会「トヨタ賞」2011年、2014年「特別指導者賞」、2001年より「ピティナ指導者賞」を連続受賞、2005年より日本クラシック音楽コンクール「優秀指導者賞」を連続受賞、2014年よりショパン国際ピアノコンクールin ASIA「指導者賞」を連続受賞、2016年 アメリカショパンコンクール イン ハートフォードにて「優秀指導者賞」を受賞。各種コンクールにおいて全国1位をはじめ毎年多数の入賞者を輩出。共著「バロック白楽譜」、監修「バロック白楽譜指導ガイド」「バッハインベンション」「バッハインベンション ワークブック」「バッハインベンション 解説ブック」(各東音企画)、共著「生徒を伸ばすピアノレッスン大研究」、制作協力「新版みんなのオルガン・ピアノの本」、「新版みんなのオルガン・ピアノの本 ワークブック」(各ヤマハミュージックメディア)、等がある。一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会評議員。日本バッハコンクール実行委員長。大阪音楽大学特任教授、神戸女学院音楽学部、昭和音楽大学、兵庫県立西宮高等学校音楽科、各非常勤講師。
樋口紀美子先生
1974年渡独。エッセン国立音楽大学、ベルリン国立芸術大学、ザールブリュッケン国立音楽大学演奏家コース卒業。33年にわたってピアニスト、指導者として活動。ベルリン教会音楽大学ピアノ科講師。ベルリン市立音楽学校講師。ピティナ・ピアノコンペティション、ベルリン・スタインウェイ・ピアノコンクール審査員。2005年よりドイツ音楽芸術家連盟ベルリン正会員。ピアノ教育者として、ドイツ青少年コンクール、ベルリンとハンブルクのスタインウェイ・ピアノコンクール、ケーテンのバッハ・ピアノコンクールなどで常に上位入賞者、オーケストラとの再度に渡る共演者を出すなど異例の成功を収め、高い評価と注目を集めている。2007年帰国。日本各地でコンクールの審査、講演、演奏活動を行っている。2012年帰国後初のCD『ドビュッシー 12のエチュード全曲』、2014年ショパン・プログラムによる『ノアンの思い出』、2017年アルバム第3弾として『ショパン 練習曲作品10, 夜想曲選』をリリース。「CDジャーナル」「レコード芸術」など各誌で好評を博す。昭和音楽大学・大学院非常勤講師。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員、指導者育成委員。
金子勝子
国立音大ピアノ科卒。ピアノ教育に従事し、指導をするかたわら、公開レッスン、講座をはじめ、コンクールの審査などのほか、雑誌執筆、編集、出版などを行う。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会理事・指導者育成委員会委員長。ピティナ表参道Avenueステーション代表。元昭和音楽大学・大学院ピアノ科教授。
日比谷友妃子
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学卒業。卒業後、4年間同大学の助手を勤める。その後、北鎌倉女子学園音楽科講師として、後進の育成に力を注ぐ。門下から多くの国内外コンクール受賞者を輩出、受験指導の実績も多く、海外の指導者達からもその指導力を認められている。ピティナ特別指導者賞他、多くの指導者賞を受賞。
全国でセミナー、公開レッスンをおこなっている他、音楽雑誌への執筆、楽譜の編纂も手掛けている。
ピティナ・ピアノコンペティション全国大会他多数のコンクールの審査員をつとめる。全日本ピアノ指導者協会正会員、日本ピアノ教育連盟会員。
鳥羽瀬宗一郎
熊本県天草市出身。国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻、ウィーン国立音楽大学ピアノコンサート科卒業。国内外のコンクールに入賞、入選し、またワルシャワ室内オーケストラ、スロバキア室内ゾリステンをはじめ、国内外のオーケストラと共演。国内各地、ウィーン、ドイツにてソロ、室内楽の演奏会を行う。2002年、帰国記念デビューリサイタルを開催し好評を博すも、演奏中に指が巻き込んでしまう原因不明の病『ジストニア』に襲われ、演奏活動を一時休止する。2009年に左手の手術を行うも完治はせず。故障を抱えたままではあるが、2010年より演奏活動を再開する。現在は埼玉県狭山市に拠点をおき、演奏活動、コンクール審査、トークコンサートやスクールコンサートを行うなどその音楽活動は幅広い。近年特にピアノアンサンブルに力を入れており、2台ピアノでの演奏会や連弾でのレクチャーを多数開催し、また洗足学園音楽大学ピアノコース教員10名で結成した『レ・サンドワ』では連弾から4台ピアノまで幅広いピアノサンサンブルでの演奏活動を行っている。洗足学園音楽大学・大学院ピアノコース准教授。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、および指導者育成委員会委員。国際ピアノデュオ協会会員。これまでに谷口昌子、八木文彦、伊藤京子、馬島瑞枝、今井顕、堀江真理子、パウル・バドゥラ=スコダ、ミヒャエル・クリストの各氏に師事。
鳥羽瀬宗一郎Official Site
上杉春雄
ピアニストとして、ソロ、協奏曲、室内楽などのステージおよびレクチャーを行い、2013年にデビュー25周年を迎えた。 PTNA G級金賞・グランプリ、マリア・カナルス国際コンクール上位入賞など入賞多数。 1988年東芝EMIよりCDデビュー、サントリーホール、大阪ザ・シンフォニーホールでのリサイタルを皮切りに、これまで札幌コンサートホールKITARA、紀尾井ホール、浜離宮朝日ホール、ハクジュホール、兵庫県立芸術文化センター等、全国各地でのソロリサイタルや、札幌交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団など共演多数。 ライフワークとするバッハ演奏では、2012年にリリースした「平均律クラヴィーア曲集第1巻」(オクタヴィア)、2018年「ゴールドベルグ変奏曲」(オクタヴィア)が「レコード芸術」誌上で特選盤に選ばれるほか、全国各地でレクチャーを行う。 NHK-FM「名曲リサイタル」、浜離宮ランチタイムコンサート、Hakuju Hall「リクライニング・コンサート」等に出演。また勤務先などでも病院内コンサートを開催、これらの活動はNHK「芸術劇場」、「未来への展望」、読売新聞「顔」欄などで取り上げられている。 執筆、翻訳にも精力的に取り組み、歌唱伴奏を師事した世界的なコレペティトゥアM.カッツ氏の著書「ピアノ共演法」を翻訳(音楽之友社)。また、中丸三千繪、波多野睦美、故G.Sima(元ウィーン国立歌劇場専属歌手)、森麻季らの歌手と共演、器楽奏者では、諏訪内晶子、川本嘉子、藤原真理、A.スコチッチらと共演を重ね、近年は、クロアチアやオーストリアなど海外でのリサイタルも行っている。 2007年より「バッハ連続演奏会シリーズ」として、平均律第1巻、第2巻、ゴールドベルク変奏曲を取り上げてきた。2016年より4コース目としてパルティータの連続演奏会を始める。 北海道大学医学部卒、東京大学大学院医学研究科修了。スウェーデン・ウプサラ大学臨床神経生理部門留学。医学博士、日本内科学会認定医、日本神経学会専門医。
飯田有抄(クラシック音楽ファシリテーター)
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。「クラシック音楽ファシリテーター」 を肩書としながら、クラシック音楽の普及にまつわる幅広い活動をおこなっている。NHKのTV番組「ららら♪クラシック」やNHK-FM「あなたの知らない作 曲家たち」に出演。著書に「ブルクミュラー25の不思議」(音楽之友社)、「トイピアノの世界へようこそ!」(カワイ出版)等がある。オーディオブック「だれなに?クラシック」(Pan Rolling)シリーズをリリース中。