Lesson Check Up
ピアノ指導はレッスン室内の閉じられた空間で完結しがち。「今のレッスンの仕方でいいのかな?」「もっと良い伝え方や接し方があるのでは?」といったレッスンに対する不安や悩み事がある先生も多いのではないでしょうか。
ピティナでは、指導者ライセンスの一環としてご自身のレッスンの様子を撮影した動画に、ベテラン指導者からの審査・コメントがもらえる「動画型指導実技( Lesson Check Up)」を開始しました!指導者ライセンス受検中の方はもちろん、ご自身のレッスンの振り返りやステップアップにぜひご活用ください。
ご参加の流れ
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ご自身の普段のレッスンを撮影ください
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動画をYouTubeにアップロードし、本部事務局に提出
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3名のベテラン指導者から、レッスン動画に対するコメントが送られます
- レッスン内容は1動画あたり1曲としてください。スケールやアルペジオなどの基礎練習は不可とします。
- 動画時間・参加料は曲目のレベルに応じて、変わります。
初級:コンペA2~B級/ステップ導入1~応用3レベル・8~10分の動画
中級:コンペC~D級/ステップ応用4~発展2レベル・10~12分の動画
上級:コンペE~F級/ステップ発展3~展開3レベル・13~15分の動画 - 動画は必ず規定時間内に収めてください。規定時間より動画が長い場合は再提出をお願いさせていただくことがございます。ご了承ください。 参加料はこちら
- 動画撮影の際は以下の点にご注意ください。
・生徒さんと先生の手元がはっきり見えること
・生徒さんの表情が分かること
・ピアノの横からの撮影を推奨 - 引き続き、指導者ライセンス 指導実技の単位としてカウントすることも可能です(各級2回まで)
お教室を始めて数年経ち、指導力を向上するために勉強していく中で、自分のお教室に通う生徒と共に勉強させていただく動画指導実技という機会を知りました。素晴らしい先生方に評価していただく機会があることに、心が躍り、参加させていただきました。
採点票では、レッスンの展開方法や、声かけ1つ1つを丁寧に指導いただいたので、すぐその日のレッスンで実践することができました。私のレッスンで、どの言葉が生徒にとって難しく、取り組みにくい状況なのか、指導の中で何が大切なのかということを、客観的な視点でどの先生方も採点用紙いっぱいに中には裏面までぎっしり指導いただきとても参考になりました。
一緒に撮影させていただいた生徒や、生徒の保護者の方もとても熱心に取り組んでくださり、より一層お教室の一体感が生まれたように感じます。
先生方からいただいた貴重なご指導を実践できるように、何より子どもたちがより良いレッスンを受けられるように、私自身がこれからも学び続けていきたいと考えます。
他の先生にレッスンを見ていただける機会、というのはとても貴重だと思い動画提出型指導実技に参加をさせていただきました。
参加してみて、実際の試験会場での指導実技は自分の指導者としての力量、瞬発力を問われているのに対し、動画提出型指導実技は具体的にレッスンに直結する内容だと感じました。
初級の生徒さんのレッスンでは、コンペティション前で、生徒さんはステップに、私はこの「動画提出型指導実技」に参加することで、演奏面・指導面からコンペティションへ向けて方向性の確認をすることができました。採点票の内容を生徒さんと一緒に振り返ることで、生徒さん自身の強み、改善点を第三者の視点からいただくことができたのは心強かったです。
また中級、上級の生徒さんのレッスンは経験が多くないこともあり、ベテランの指導者の先生方からのご指摘がとても参考になりました。
今後指導者ライセンスを取得後も、自分のレッスンを振り返る機会として継続し参加していきたいと思っております。
時々自身の演奏を客観的に見ていただくことは非常に大切なことと思っております。それは生徒さんの演奏を指導するレッスンでも同じことです。コーチ的な視点で定期的にチェックしていただくことで、試行錯誤したり軌道修正することは、指導者にとっても学びとなり、さらにピアノを楽しめる生徒さんが育つことにつながります。みなさまの積極的なご参加を、心よりお待ちしております。