ピティナ・指導者ライセンス
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Vol.2 棈松晶子先生「アナリーゼと演奏表現が結びつく」(2014年度筆記試験優秀者)

合格体験記
vol.2
棈松晶子先生

埼玉県/指導会員

2014年5月22日(木)にピティナ・ピアノコンペティション課題曲を題材とした筆記試験が行われ、約70名のピアノ指導者が参加。勉強熱心なピアノ指導者が参加する中、95点と第1位の点数を獲得された、棈松晶子先生にお話を伺いました。
棈松先生は、春期の筆記試験に合格して、指導者検定全級合格者となられました。ご自身でもステップやコンペティションの演奏検定に参加されたり、様々な公開レッスンを受講されたりと指導力を高めるために努力していらっしゃいます。

筆記試験の勉強方法について教えて下さい。

今回は、eラーニングで「2014年度コンペティション課題曲説明会」の動画を見ながら勉強をしました。先生のお話を何度も何度も繰り返して見て、覚えました。あまりパソコンは得意ではないので、筆記試験を受けようと思わなかったら、eラーニングも利用しなかったかもしれません(苦笑)。指導者検定の全級合格を目指すには、筆記試験に3回合格しなければなりません。今回は3回目の受検だったのですが、1回目、2回目と受検してノウハウが蓄積され、最初は戸惑った時間配分にも慣れてきました。

和声や音楽史はどのように勉強されたのですか?

和声は音大受験のときに勉強したので元々知識はありました。音楽史については、第1回目はピアノ曲事典から出題されるということだったので、あらゆるページを閲覧して、ノートにまとめました。また、以前に筆記試験を受検された方のすすめて下さった参考書を購入して、勉強していました。受検を考えていた当初は、まとまった時間を確保できるはずだったのですが、直前になって急用がばたばた入ってしまい、焦ってトイレの中で勉強したときもありました(笑)

筆記試験を受検されてどういった点が良かったですか?

持っていた知識が演奏に結びついてきたことでしょうか。「ここはドッペルドミナント」「ここは4度の和音」ということは知識として持っていましたが、演奏に全く結びついていませんでした。勉強するうちに、アナリーゼが演奏表現にだんだん結びついてくるようになって。ピアノを演奏する、ということは「自分が好きに思った通りに弾くもの」と思っていたのですが、最近では、曲を分析して、構成をふまえ、その曲をしっかり理解することが大事なのかなと思うようになりました。以前は、演奏するときには不安ばかりでしたが、今は、分析した上で演奏を組み立てるようになり、不安な気持ちは少なくなってきました。

レッスンにも変化はありましたか?

今までは、「そこ歌って!」と自分が感じたことを生徒に教えていたのですが、今はそれだけでなく、分析に基づいて説明ができるようになってきました。小さな子にアナリーゼを伝えるのは難しいですが、指導の際の指針となっています

最後に、これからの目標についてお聞かせ下さい。

生徒が楽しめることとピアノ指導者としてきっちり教えるということのバランスに悩むことが多くて・・・楽しくないと続かないですが、それだと音楽の奥深さを伝えきれなかったり。けれど、自分自身が勉強して学んだことを生徒さんたちに伝え、ピアノを一生続けてもらえるような指導ができたらと思っています。

先生ご自身が音楽の奥深さを楽しんでいろんなことにご参加されているので、きっと生徒さんもその姿をみて音楽を楽しんでいることと思います。ありがとうございました!

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